■ 中曽根邸
■ ゾーニング計画
『建築文化 1960年12月号 スキップフロアーの家 発想から形になるまで』より
  Zoningとしては、私的部分が居間を中心としたday zoneと寝室を中心とするnight zoneに分けられ、これが断面のSkip Floorと組み合わされて、全体として結局三つのzoneから成立している。Approachは、直接Public zoneに至るものと、その下部−車庫となっている部分−を通り抜けて北側から私的部分へのApproachとの二つにはっきり分離された。寸法としては、0.30および15.30を初期値とするフィボナチの2数列を、平面では真々押え、断面では内法寸法押えで用いた。
■ 中曽根さんとの出会い
芦原義信 『別冊新建築1983年 芦原義信−わが軌跡を語る』より
  ハーバードに私がいるとき、中曽根さんと社会党の藤巻さんという人と、NHKの解説委員していた藤瀬五郎さん、それから中野つやさんという都庁の女の偉い人の4人が、リーダース・プログラムというので2ヵ月ぐらい留学されたんです。飯ごうでごはんを炊いて一緒に食べたり、夜中までよくしゃべったりしましたね。彼はそのとき衆議院議員2回目ぐらいだったかな。中曽根さんはそのとき英語で放送したんだ。なかなか声がいいっていうんで評判だった。あのころから英語はうまかったですね。帰国後ブロイヤー調のスプリット・レベルの中曽根邸を設計しました。